携帯の話No84、携帯の話は、「安全へのケータイ利用」で今回は「紛失対策完全ガイド」について、 また後段は、「やさしい通信のはなし」18回目で、「IP電話」についてです。 前段は日本経済新聞9月3日/2009から、後段の学習は日本実用出版社・「通信の最新常識」(井上伸雄著)を参考にしました。
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<携帯の話(84)> 紛失対策完全ガイド:
会社の携帯を落としたら:
取引先や個人の情報などが流出し大変なことになります。 アドレス帳の中身やプロフィールだけでなく携帯に保存した文書やメールなどから、会社を巻き込む大問題に発展することにもなりかねません。 懲戒処分については各会社が独自に「就業規則」を作って、従業員に周知徹底し、かつ、労働基準監督署に届けているでことでありましょう。 懲戒免職などの重い処分は不当です。 また損害賠償を要求する場合でも、会社は給与から天引きはしてはいけません。労働基準法違反になります。 ですので給与は一旦全額支払い、そののち弁償額を支払ってもらうということになりましょう。
対策ですが、法人名義の携帯電話なので、大概なら会社の携帯電話には情報セキュリティー対策が施されています。 暗証番号を設定したり、不必要なデータは随時消去するなどして対策をしています。 KDDIには『ビジネス便利パック』というサービスもあります。 Auの携帯電話にですが、紛失時に管理者側PCから、携帯電話に保存されているデータを遠隔操作で削除してくれます。
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なくしたケータイで使われてしまった:
ケータイを拾う人は善人ばかりではありません。 なくしたケータイで電話をやたらにかけて使われてしまうとか。 なくしたケータイのカードを盗まれ、海外のケータイに差し込まれそちらで利用されるとか。 落としたケータイに入っていた写真やアドレス帳を利用されるとか。 特にメモリーカードに移したデータ(写真など)は遠隔ブロックできないので注意が必要です。 紛失したらまず電話会社へ連絡をし、電話発信の停止をするなど直ぐに対策をとる必要があります。 紛失対策をしてあるのであれば、遠隔ロック、探すサービス、一時利用停止などをしてもらえます。 なにも対策をとっていなければ、利用停止処置をしてもらうことになります。 そのようなときのために、電話帳などのデータはバックアップしておくとよいでしょう。
携帯電話のデータバックアップには、大きく分けて3つの方法がある。 1つは携帯電話ショップで頼む方法、次は各社が用意しているオンラインサービスを使う方法、そして3つ目はパソコンソフトを使う3方法。
まず、もっとも簡単なのは、携帯電話ショップを利用してバックアップを取る方法。 NTTドコモショップでは、無料でバックアップサービスを行ってくれる。 アドレス帳はもちろんのこと、画像や動画、メールやスケジュールも保存できる。 データはCD-Rに焼いてくれるので、万が一、盗難や紛失にあった場合は、このCD-Rをドコモショップへもって行けばいい。
つぎにオンラインサービスを使っての、アドレス帳のバックアップ方法。 「電話帳預かりサービス」などの名称で、アドレス帳を各社のサーバーに保存するサービスがある。 預けた電話帳データは、パソコンのブラウザからも見られる。 万が一、盗難や紛失にあったら、新しい携帯電話で自分のそのサイトにアクセスし、アドレス帳や画像・動画などをダウンロードすることができる。 NTTドコモやソフトバンクも、オンラインでのアドレス帳バックアップサービスを提供しているが、いずれも月額料金はかかる。
最後に、パソコンにダウンロードする方法。 NTTドコモのデータ保存&パソコン連携ソフト「ドコモケータイdatalink」。 ドコモのサイト上から無料でダウンロードできる(http://datalink.nttdocomo.co.jp/)
NTTドコモのほとんどの機種に対応したデータ保存&連携ソフトで、NTTドコモのサイト上からダウンロードできる。とても優れたソフトで、アドレス帳・メール・画像・動画など、あらゆるデータをパソコンに保存できるほか、逆にパソコンから携帯電話へ送ることが可能である。 auの場合は、カシオソフトが「MySync Suite」というソフトを販売している。
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<やさしい通信のはなし (18)> パケットで音声を送るIP電話:
IPネットワークを利用したIP電話が低料金をセールスポイントにして普及している。 最初はインターネットを利用したインターネット電話であったが、インターネット電話は低速で、混むと品質が著しく低下する問題があった。 そこでインターネットの代わりに、通信事業者が作ったIPネットワークを使ったIP電話が登場し、コストが安く提供できるようになった。 IP電話には、2箇所の市内ネットワークの間にIPネットワークを入れ長距離に使う方法と、常時接続の高速アクセス回線を使って直接IP電話機を接続する方法とがある。既存の電話網とIPネットワークとは、音声の符号化・パケット化と複合化によって相互接続される。
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音声をパケットにするVoIP方式:
Voice Over IPの略で、音声の符号化、パケット化するものである。 固定電話では音声を符号化するのに64Kビット/秒に符合化するが、IP電話でも8Kビット/秒であったが、64Kビット/秒も使われるようになり音質も既存の固定電話と変らなくよくなった。 音声のパケット化はパケットサイズの選定が重要である。 パケットサイズを大きくした方が伝送効率は高いが、遅延時間が大きくなる。 従来の電話の品質評価では主観評価に基づく方式であるが、遅延やエコーが問題になるIP電話ではこれらを含めた総合評価が必要で、総合音声伝送品質率なるものが導入された。 遅延時間はパケット化遅延のほかにも符号化遅延や伝送遅延などが加わるので、パケット化遅延時間をできるだけ小さくしておくことが必要である。
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IP電話の番号方式:
これまでの加入電話では、電話番号は「国番号+市外局番+市内番号+加入者番号」という構造になっている。 ところがインターネットの流れにあるIPネットワークでは、ドメイン名とそれを変換したIPアドレスによって相手を選択する。 そのため電話網と相互接続して相手と通話できるようにするためには、電話番号とIPアドレスの変換が必要である。 この仕組みは、電話機Aから相手のIP電話番号を「81-3-5210-4321」とダイヤルすると、この番号がIP電話用であることを電話網の交換機が識別して、最寄のゲートウェイに接続し電話番号をドメイン名と同じ形式に変換してしまう。 それをIPパケットのヘッダーに入れてIPネットワーク内を転送していく。 国内ではIP電話に「050」で始まる番号が付与されるので「050-87654321」とダイヤルすると、最寄のゲートウェイに接続する仕組みになっている。
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