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2009年6月の記事

2009年6月27日 (土)

携帯73(ケータイ振込み) 通信いろは7(多チャンネル接続)

携帯の話No73、携帯の話は、「ショッピング」で今回は「銀行振込、電子マネー」について、 また後段は、「やさしい通信のはなし」7回目で、「移動通信の多元接続」についてです。 前段は講談社・「ケータイ電話、秒速スゴ技」(柳谷智宜著)を、後段の学習は日本実用出版社・「通信の最新常識」(井上伸雄著)を参考にしました。

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<携帯の話(73)> ショッピング:銀行振込、電子マネー管理

銀行振込はケータイで得をする:

振込み手数料が安くなります。 オークションやオンラインショッピング、家賃のしい払いはケータイから行いましょう。 時間とお金の節約になるのでお勧めです。 例えば東京三菱UFJの場合、3万円を他行へ振り込むと、窓口からでは手数料が840円、ATMからで420円ですが、ケータイからですと315円で済みます。 パソコンからでも同じできますが、ケータイならば会社で或いは外出先ででもできます。 ケータイはいつでも利用できるので、普段使っている銀行のモバイルバンキングを申し込んでおくと便利です。

モバイルバンキングを開設するには、銀行に書類で申込みをしてIDやパスワードを入手します。 銀行によってはネット上の手続きだけで、モバイルバンキングが使えるようになります。 

ネットバンキングを開設してからの振込み手順は、まずモバイルバンキングにログオンし、あとはATMで入力すると同じように送金先の情報を入力します。 

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さまざまな電子マネーをケータイで一括管理:

おサイフケータイ対応機ならば、複数の電子マネーを1台のケータイで利用できます。 多数のカードを持ち歩く必要がなく、いつでもどこでもスマートに決済することができます。 今ほとんどのコンビニエンスストアでは電子マネーでの支払いができます。 小銭を用意する必要がなく、素早く支払いができるので便利です。EdySuicaPasmoWAONnanacoなど、店によって使えたりつかえなかったりですが、ケータイで一括管理しておくとどこでも支払いができます。 ただし、現金のチャージはそれぞれのカードの機械のあるお店で行います。 クレジットカードや銀行からチャージするようにしておくと、1箇所でのチャージで済みます。

おサイフケータイをビックカメラやヨドバシカメラのポイントカードとして利用することもできます。 お財布からポイントカードを探し出すこともなく、ケータイをかざすだけでポイントが溜められ、ポイント残額を確認することもできます。 ケータイにポイント機能をつけるには、ケータイと従来使用のポイントカードをお店に持って行けばよく、予めドコモやAuのショップでおサイフケータイの登録をしておくという前作業はなくてよい。 お店で設定をして貰えば、後はそのケータイでポイントを溜めることができる。 合わせて従来使用のポイントカードを併用することもできる。

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<やさしい通信のはなし ()> 移動通信での多元接続とは:

携帯電話やPHSなどの移動通信は、基地局の周波数帯域が限られているので、この帯域内でできるだけ多くの人が利用できるようにする必要がある。 それには前回話をした多数のチャンネルを用意しておき、利用者が空いているチャンネルの中から1つ選んで通信する。 これを多元接続といい、3種類がある。 FDMA方式、TDMA方式、CDMA方式である。

FDMA(周波数分割多元接続)は与えられた周波数帯域を一定の周波数間隔で分割して多数のチャンネルをつくる。 送信側は空いているチャンネルを選んで送信する。 この方式は周波数を正確に合わせ、信号が漏れないようにするために装置のコストが高くなる欠点がある。 あなろぐ回線向きで、アナログ携帯電話やコードレス電話などに使われている。 

TDMA(時分割多元接続)は同じ周波数帯域の信号を時間で分けて多数のチャンネルを作り、送信側はデジタル信号を短い時間に圧縮して、空いているチャンネルで一挙に高速送信するやり方である。 FDMAに比べると、装置が小さくてすみ、かつ雑音につよいのでデジタル携帯電話やPHSなどに使われている。

CDMA(符号分割多元接続)はチャンネルごとに異なった符合を用意しておき、デジタル情報をその符号で処理して送る。 送るときのビット数(電波数)に関係なく(上限はあるが)、多数のビットを使用して送ることができるので、情報を混在させて送れる特徴がある。 そのためマルチメディア対応の第3世代(3G)移動通信IMT-2000では全面的にこの方式を使用している。

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2009年6月17日 (水)

携帯72(送金を携帯で) 通信いろは6(通信の最新常識)

携帯の話No72、携帯の話は、「ショッピング」、今回は「送金を携帯で」についてです。 また後段は、「やさしい通信のはなし」6回目で、「移動通信の原理」についてです。 前段は日本経済新聞2009年415日を、後段の学習は日本実用出版社・「通信の最新常識」(井上伸雄著)を参考にしました。

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<携帯の話(72)> ショッピング:送金を携帯で

NTTドコモは携帯電話を使って簡単に送金できるサービスの検討をしている。 2010年にも銀行以外の事業者の送金業務が可能になる法案の成立を前提に、ネットショッピングでの支払い、故人宛送金ができるようにする計画である。 携帯市場の成長が鈍化しているので、金融サービス以外への送金業務拡大を、5400万人の利便性向上をさせ市場活性化へつなげようと目論んでいる。 

新サービスでは、ドコモの加入者がまずクレジットカード番号を登録しておけば、携帯電話のショッピングサイトで物品購入の際、従来のように通販事業者へカード番号を教えなくても決済できるようにしようとのもの。 お金の貸し借りやネットオークションの支払いなど、個人への送金も可能にするという。 また、ドコモの加入者同士であれば、口座番号が分からなくても携帯電話番号を指定して送金が出来たり、加入者以外でも銀行口座で受け取ったり出来るようにすることも検討している。 

ドコモは新規事業創出を成長戦略にしており、金融分野では独自のクレジット決済サービス「iD」を導入している。 むろんKDDIなども三菱UFJと共同で「じぶん銀行」を設立するなどしており、競争は激化している。 銀行だけに認められていた送金業務を登録制で開放する「資金決済に関する法律案」は今国会に提出され、会期中に成立する見通し。 新制度では1件の送金金額を50万円~100万円と上限を設けるなどして、不正利用防止にも条件をつける見通しである。

因みに、ドコモの現在のiDは、コンビニや自販機などで使えるシステムであるが、面倒なサインや事前のチャージが不要なため利用が簡便になっている。 またカードの噴出、盗難に補償がついていること、カード番号を入れないのでなりすまし利用の防止をすることもできます。

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<やさしい通信のはなし (6)> 移動通信の原理:

移動通信では限られた周波数で、できるだけ多くのユーザが通信できるようにしなければならない。 移動しながら通信するので、固定電話とは違った仕組みが必要である。

移動通信の基本形は、サービスエリアの中心にアンテナを置き、エリア内にある端末にはエリア内どこにいても送受信できるようになっていることである。 問題は限られた周波数で、多くのユーザに応えることであるが、 限られた電波の周波数を無駄なく利用するために、多数の基地局内はいくつかのセルに分けられ、セルごとに周波数を利用、セルごとに開いている周波数チャンネルを用意している。 端末には固定的に周波数チャンネルを割り付けるのではなく、通信したい移動端末はその中から空いているチャンネルを選んで通信をする。 この方法は多元接続といい、一定の周波数帯域を周波数で分けるFDMA(周波数分割多元接続)、時間で分けるTDMA(時分割多元接続)、符号で分けるCDMA(符号分割多元接続)などが使われている。

セルの半径は数百メートルと狭いので、高速で移動していると直ぐにセルが変ってしまい、基地局へ電波が届かなくなってしまいます。 そこで移動したセルで通信ができるように、セルのスイッチが切替るようになっています。 最も電波の強い基地局のセルに移ったと判断し、この操作を次々に繰り返して、どこへ移動しても途切れることなく通信が続けられるようにできています。 どの番号がどのセルにいるかは端末側から発信しなければ分からない、端末側から発信を受けてその端末の居場所が分かりその端末へ発信することが可能である。 移動端末とネットワークとの間で頻繁に制御信号をやりとりすることにより可能になっている。 呼び出しはセル単位でだすのではなく、セルが集まったエリアで基地局から一斉に呼び出し信号を送る。 この一斉呼び出しエリアは携帯電話の場合は県程度の広さの範囲になっている。 呼び出し信号を受けて該当する移動端末が応答信号を送り返すと、各基地局で受信した応答信号のレベルを比較して、最もレベルの高い基地局のセルに移動端末がいると判断して、以降通信回線はその基地局へ接続する。

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2009年6月13日 (土)

携帯71(テレビ通販)  通信いろは5(モバイル通信)

携帯の話No71、携帯の話は、「ショッピング」、今回は「テレビ通販携帯注文」についてです。 また後段は、「やさしい通信のはなし」4回目で、「モバイル通信の進化」についてです。 前段は日本経済新聞12月20日を、後段の学習は日本実用出版社・「通信の最新常識」(井上伸雄著)を参考にしました。

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<携帯の話(71)> ショッピング:テレビ通販、携帯で注文

テレビショッピングでのお買い物が抵抗なくされるようになってきました。 深夜番組の定番になり、24時間放送の専用チャンネルも出てきました。 売れ筋商品もどんどん変化して幅がひろくなりました。 「最新家電製品」「キッチン用品」「ダイエット製品」「掃除洗濯」などといったところが多いようです。 テレビを見ているうちに買いたくなってしまう、直ぐに携帯での注文ができるということでしてしまう、便利なショッピング。 衝動買いになる恐れはあります。 注意も必要です。

携帯サイト経由の注文で面倒なのが、住所、氏名やクレジットカード番号などの入力である。 ジュピターショップチャンネル(東京・中央区)は、
  http://www.shopch.jp/JscTop.do 事前に必要情報を登録しておくとあとはワンクリックで注文を完了できるサービスをはじめた。 パソコン通販ではなじみのあるサービスだが、テレビ通販では珍しい。 

携帯利用を含めたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が登場した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3
  「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティング(名古屋市)は人気フィットネス商品の購入者むけにSNSを開始している。 会費は月額980円で、サイト上での買い物については購入額の3%をポイントに還元している。 携帯電話は高速通信化しており、ワンセグなどでのテレビ通販も始まろうとしている。 テレビ通販、携帯電話だけでの通販は増加傾向にある。

また、テレビ神奈川はイメージクエストインタラクティブと提携し、ワンセグ型でのショッピングサイトを始める。 CDDVDといったパッケージ商品を販売する。 Iモードでアクセスし、「メニューリスト」から「TV/ラジオ/雑誌/小説」を選択、「TV」→「地方局」→「関東」→「★tvk」から見ていける。

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<やさしい通信のはなし ()> モバイル通信の進化:

モバイルに使用する電波の周波数:

モバイル通信は無線電波を使用するが、これは放送や非常災害用、警察用など広く使われているので、移動通信に使える電波の周波数は限られている。 電波の性質は周波数によって大きく異なる。 周波数が低い方が電波が遠くまでとどくので少数の基地局にすることができるが、画像情報など広帯域信号を送れない短所がある。 移動通信は最初、使いやすい低周波帯を使ったが、需要が増え次第に高い周波数帯を開拓し使うようになった。 自動車電話から始まった携帯電話は最初800MHzを使用したが、利用者が増えるにつれ1.5GHz帯を使用するようになり、そしてPHS1.9GHz帯を、第3世代(3G)のIMT2000では2GHz帯を使用するに増加してきた。

移動通信では漁業用無線、列車無線、タクシー無線、警察用無線、各種事業用無線などがあるが、これらは150MHz~400MHz帯を使用している。 家庭電話のコードレス電話もこの帯域を使っているが、非常に弱い電波なので家の中くらいしか届かない。

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アナログからデジタルへ:

利用できる帯域に限りはあるが、帯域圧縮技術と変調技術の進歩で、同じ周波数帯域であっても、デジタルやアナログ、多くのチャネル数を移送できるようになった。 デジタルはアナログに比べて、①雑音に強く品質のよい通信ができる、②音声のほかデータや画像にも利用できる、③装置の小型化・低コスト化ができる、特に基地局の小型化ができるなどなどの特徴がある。 そのためアナログ方式でスタートした携帯電話も全面的にデジタル方式となった。 デジタル携帯電話には、日本のPDC、ヨーロッパのGSM、アメリカのIS-95、IS-136などがあるが、ヨーロッパのGSMがその他の国々でも使えるなど世界の主流になってきている。

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音声の帯域圧縮技術:

携帯電話では音声をできるだけ圧縮し、1チャンネルあたりの帯域を狭くする必要がある。 周波数帯域に余裕のあるPHSでは32Kビット/秒での符号化をしているが、デジタル携帯電話では8Kビット/秒程度またはそれ以下の帯域圧縮符号化を使っており、固定電話の64Kビット/秒に比べると10倍近くの差があり、音声品質はどうしても悪くなってしまう。 

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2009年6月 4日 (木)

携帯70テレビ通販 通信いろは4(フレームリレー)

携帯の話No70、携帯の話は、「ショッピング」、今回は「テレビ・携帯通販」についてです。 また後段は、「やさしい通信のはなし」3回目で、「フレームリレー」についてです。 前段は日本経済新聞12月20日を、後段の学習は日本実用出版社・「通信の最新常識」(井上伸雄著)を参考にしました。

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<携帯の話(70)> ショッピング:テレビ・携帯通販

テレビ通販各社が携帯向けのサービスを充実させています。 20~30代世代の若い人を中心にして、テレビを見ながら携帯で注文をするというもの。 最近は放送後でも番組と同じ動画を見られるサービスも出てきた。 パケット通信料がかかるので注意も必要であるが、放送中の衝動買いでなく、じっくり品定めをできる点便利である。

ジャパネットたかた(長崎・佐世保市http://www.japanet.co.jp/)は携帯電話向けのテレビ番組、動画配信を大幅に増やしている。 動画の内容はテレビ放送とほぼ同じだが、視聴後に商品名をクリックすると価格や商品仕様、特徴などが表示され、購入手続きもできる。 対象製品は、テレビ、パソコン、カメラ、家電、健康、おもちゃ、時計などなど多数にわたる。

動画配信のディノス(東京・中野区http://www.dinos.co.jp/)も携帯でテレビと連携した動画ショッピングサイトをしている。 対象はフジテレビ系の深夜番組で取り上げている、健康、美容機器を中心に扱っている。 

携帯動画の視聴で注意しなければならないことはパケット通信料。 高画質の動画は1回の視聴でも通信料はかなり大きい。 パケホーダイなど定額使い放題のプランを使用していないと通信料がかさみ過ぎる。 そこで通信料に関係のないワンセグ利用の通信販売も始まっている。 TBSの子会社グランマルシェ(東京・港区 http://www.g-marche.co.jp/)では従来は商品を注文すると携帯画面に移り、テレビ映像がみられなくなった。 映像をみていたいとのユーザの要望に応え、人気番組「王様のブランチ」の通販コーナーでは、データ放送のまま注文を完了できるようにした。 ワンセグからの注文は段階的に増えており、携帯電話からの注文件数はパソコンからよりも多くなろうとしている。

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<やさしい通信のはなし ()> フレームリレー:より高速なデータ通信ネットワーク

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パケット交換網は伝送速度が最大で64Kビット/秒程度であり、最近の高速データ通信への要求に応えることができない。 フレームリレーはパケット交換網で行われている再送制御などの処理を省略し1.5~2Mビット/秒程度まで使えるようにしたものである。 またパケットのサイズを小さくして固定長としたセルリレーなるものもでき、数百Mビット/秒という超高速転送も実現されている。

フレームリレーはパケット交換と同様に、データ信号をブロックに分割して各ブロックにアドレスをつけたもの(フレームという)を、ネットワークに転送する。 このアドレス部に宛先情報を入れ、1つの端末が同時に複数の端末と通信できるようにもなっている。 フレームリレーは複数の端末間での通信ができる。 フレームリレーはパケット型のWANサービスで、「フレーム」と呼ばれる最大4096バイト(可変長)のデータに分けて通信を行う。 フレームリレーの中継網では「フレームリレー交換機」が途中にあって、この交換機が回線が空いているタイミングをみて任意にデータを送信する。 また、1つの回線に複数の回線情報を流すことができ、複数拠点に同時通信が可能となる。 LANLANの接続に、専用線では高額になるのでこれらにもフレームリレーが利用される。 フレームリレーではCIRCommitted Information Rate:認定情報速度)という保証できる通信速度というものが決められている。 フレームリレーサービスは、回線速度とCIRの値で料金が決まることが多い。 他の利用がなく転送路があいていれば、CIRを超えての転送もできる。 LAN間通信はトラフィック量が余り高くないデータのやり取りが大半であり、瞬時的には高速なデータ伝送が必要になるが、このような用途には、CIRを超えて伝送することもできるフレームリレーが最適といえる。

フレームリレーは1990年代にサービスとして登場したものだが、これは誤りアナログ回線からデジタル回線になり誤りの発生率が少なくなったことなどが背景となり、高性能な安価な回線提供が可能になり生まれた。 しかし更に時代は進み、2000年代になるとIPベースの仮想プライベートネットワークや広域イーサーネットなどが登場、フレームリレーに替わって普及をみせている。 (別途説明します)

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