« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »

2007年2月の記事

2007年2月28日 (水)

新OS「ビスタ」(トラブルと解決法)

ビスタ登場から一ヶ月が経った。 導入時のトラブルも出てきているようである。 やはり新機種は、暫くしてから購入するのが無難なようである。 トラブル状況を下記する。

XPパソコンにビスタを導入する際での不具合で目立つのが、プリンタなどの周辺機器のトラブル。 周辺機器をPCへつなぐには、ビスタへ周辺機器への接続ソフト(ドライバ)が入ってなければならないが、ビスタ用がどの周辺機器とも完備していないため、トラブルを生じている。 ビスタ購入の際には、手持ちの周辺機器がビスタに対応するかどうか、周辺機器メーカに問い合わせしておくとよい。

パソコン用ソフトも動かないといった例がある。 音楽・映像配信サイトの「iチューンズ・ストア(iTS)」で音楽が聴けないとの不具合も発生している。 メーカは数週間で対応すると言っているが、ソフトについても、ソフトメーカに問い合わせしておくとよい。

このように対応が遅れている背景には、マイクロソフト社のビスタの発表が昨年11月と、ビスタ発売のギリギリであったことが挙げられる。 とのことなので、自分のXPにビスタを導入しようとの人は、マイクロソフトの「アップグレードアドバイザ」をまず使ってみることである。 また、マイクロソフトの「互換性情報ページ」なるものがあり、こちらでプリンタなどの周辺機器の対応状況を調べることが出来るという。

2007年2月18日 (日)

新OS「ビスタ」(XPからビスタへの変更での注意)

 さて、今回はこれまでのOS「ウィンドウズXP」を「ビスタ」へ変更するときの注意です。 「ビスタ」には、シングルユーザ向けには、4つの種類(エディション)があります。 「ホームベーシック」・「ホームプレミアム」・「ビジネス」・「アルティメット」の4種類です。 お店に並んでいるパソコンの多くは「ホームプレミアム」タイプです。 「ホームプレミアム」には、画面全体で映像や音楽を楽しむ「メディアセンター機能」が、ビデオDVDの作成機能、高解像度ビデオ編集機能などが付属しているのが、特徴になっています。 

 従来OS「ウィンドウズXP」に「ビスタのアップグレード版」をインストールする場合、まず動作条件を満たしているパソコンであるかを確認してください。 昨年H18に販売されたパソコンには、「PremiumReadyPC」なるシールが貼られたものがありますが、この場合は全エディションへのアップグレードが可能です。

 マイクロソフトでは、XPなど旧OSによっての、ビスタの対応状況、対応方法をホームページで説明しています。 次記のアドレスをクリックしてご覧ください。 http://www.microsoft.com/japan/windows/products/windowsvista/buyorupgrade/upgradeadvisor.mspx)
ウィルス対策ソフトは「ビスタ対応版」を使う必要があります。 OSの入れ替えは、これまでのデータが消失されることになりますので、十分ご注意ください。

2007年2月12日 (月)

新OS「ビスタ」(検索容易化とウィルス対策)

 「ビスタ」は「眺望」という意味です。 操作手順、データの場所などに迷うことなく、すっきり「見通して」作業ができるとのことで、そのような名前が付けられました。 それで、XPのOSから大きく変化したのが、画面のデザインと表示方法、検索機能とファイル管理、それにセキュリティ対策の3点です。

 画面表示はガラスのようなイメージになり、ウィンドウ枠などが半透明になって背後が透けて見え、ウィンドウ中央に目を注視できるようになりました。また幾つかのウィンドウの上下関係も分かります。

 強化された検索機能は、XPのファイル検索が遅かったのを改善されましたし、メールの検索機能も速くなりました。 ファイル管理もしやすくなりました。 検索機能がよくなりましたので、ファイルを細かくフォルダを作って管理することもなくなったのです。

 安全性も進歩しています。 ウィルスが勝手に設定変更できないようにするため、重要な設定変更のときには、ユーザに確認をするようになりました。 そのほか、迷惑メールやフィッシング詐欺メールへの対策も付加されました。

(以上、朝日新聞1月27日土用版より)

2007年2月 4日 (日)

新ウィンドウズ「ビスタ」(動画の記録簡単に)

パソコンの基本ソフトウィンドウズがこれまで、95、98、2000、ME、XPと変わってきましたが、この1月30日に新しいバージョン「ビスタ」が出ました。 ウィンドウズは米国マイクロソフト社が作っていますが、ビスタは同社が5年の歳月をかけて開発をしてきたものです。

 ビスタの変更点について、今月のブログでは順次説明をしていきます。 今日はその概要についてです。 ビスタの改造内容を一言で言いますと、①セキュリティ機能を高め、ウィルスへの感染をしにくくしたこと、②ファイル検索の利便性を改善したこと、③マウス以外にリモコンの操作で音楽や動画を見られるようにしたことなどです。

 とのことですが、パソコンの主な用途、電子メール・ワープロ・表計算といったところで固定化、大きな用途が増えたわけでなく、これなら3~4年前のパソコンでも十分といったところかも知れません。

 ビスタはノートパソコンなどというよりも、家電パソコンという性格が強まっているともいえます。 リモコンで番組予約や録画再生ができますので、地上デジタル放送をパソコンを通して、パソコン画面で或いはテレビ画面で視聴することができます。

 そのようなことで、ビスタを搭載した家電パソコンも開発されました。 ノートパソコンのものでは17~18万円で販売されていますが、 XPなど従来のパソコンで実行メモリが1ギガバイト以上のものであれば、それに新OS・ビスタのソフトを搭載することができます。 その場合、搭載用ソフト単独の価格は、AV機能を重視した「ホームプレミアムタイプ」で 2万9千800円(税抜き)です。  XPタイプが2~3万円安くなりましたので、XPを購入して、ビスタを搭載するというユーザも出てきています。

« 2007年1月 | トップページ | 2007年3月 »