家族とのメールやり取りのテクニック
さて、今回のブログ「メールの書き方」の最後は、照れくさい家族とのメールのやり取りについてです。
①息子(娘)から珍しくメールを貰ったら:
小説風に、演歌調に、少しオーバーに返答してみては如何でしょう。「涙がにじむよ」「心にしみたぞ」「立派だな」「宝物だ」「尊敬しているよ」「これからもヨロシク」「忍んでいるよ」「あゝ悲しい」などなど、愛情を込めて云ってみては。 日本人はアメリカ人のように、ストレートにものを言うのは決まりが悪いと控えますが、メールならばチャンスです。
②失敗した息子(娘)を勇気づけるには:
失敗に明るく対応し、失敗をチャンスとしてあげることが親としての責務でしょう。 「飛躍のジャンピングボード」「新しい夢へのステップ」「楽しいことは先にあるのが楽しい」などなどのフレーズを使うと落ち込みを少しは止められましょう。
③配偶者とうまくやりとりしたいのならば:
反対の性格をいうと、冗談めいたはなしをすると、気はほぐれます。 夫婦は性格が正反対であると結構うまくいくもので、ですからときどき相手を持ち上げると円満にいくでしょうということです。 また、支配的な性格と従属的な性格のカップルはうまく行きます。 両方が支配的な性格ではブツカリが生じましょう。 そのような場合であっても、メールでは従属的に演じてみることができ、うまくやりとりができるかも知れません。
④どうしても改善してもらいたいことを言わねばならないとき:
始終小言を、息子(娘)に言っていると、顔を合わすことも避けられるでしょう。 ですがどうしてもということであれば、枕詞をおいて話始めるのがよいでしょう。 「誤解だと思うが」「勘違いだと思うが」「やっていると思うが」「知っていると思うが」などと言ってから、したい話をするのがよいでしょう。 家族へのお説教は難しいものですが、お互いに話し合える環境ができると、その絆は素晴らしいものなので、よく研究をしてみてください。