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2006年10月の記事

2006年10月30日 (月)

中古パソコンをテレビに再利用

パソコンの画面の片隅にテレビを表示してパソコン作業をする ・ テレビの気になるシーンを録画する・寝室や書斎で小型のテレビが欲しいなどなどのとき テレビをパソコンで見られるようにすることができます。 新型のパソコンであれば、テレビを見る機能がついて売られていますが、中古パソコンであれば、テレビチューナーをつけることになります。 その接続方式には下記のようなものがあります。(日本経済新聞2005年11月5日より)

  1. PCカードで接続する方法:(PCカード型)
    ・SKーMTVP5(エスケイネット)・・・・・1万1千円前後
    ・KTVX-CBーCB(カノープス)・・・・・・1万円前後
  2. USBケーブルで接続する方法:(USB型)
    ・MTVX2005USB(カノープス)・・・・・・2万円前後
    ・PC-MV7・DX/U2(バッファロー)・・・2万2千円前後
  3. 本体を開きカードを内蔵する方法:(PCI型)
    ・MonsterTV3Lite(エスケイネット)・・ 6000円前後
    ・PC-MV52・DX/PCI(バッファロー)・・1万4千円前後

上記()括弧内は メーカ名ですが、各メーカのホームページに、製品の詳細が記されています。

2006年10月23日 (月)

アナログメディアのデジタル化術

今日のお話はチョッとお値段もかかる、難しくところもありますが、お許しください。 名刺・写真・音楽などなどをパソコンへ取り込む方法についてご紹介します。 旧来アナログで楽しんでいたもの、アナログで管理していたものを、パソコンで利用できるようにする方法です。

 貰った名刺を名刺ケースへ仕舞っていても、それから探し出すのは仲々難しいです。 紙の名刺を9枚づつスキャナーに並べて、スキャナーで読み取り、それをOCR(読み取った文字を自動でデジタル化する)によって、検索できる文字にしておけるソフトがあります。 「名刺整理」(5400円前後)のソフトです。 また、名刺に直接コンタクト予定や履歴などを記録、スケジューラーとしても使用できるようになっています。

 同じように、年賀状などの受け取った葉書を整理してくれるソフトがあります。 「はがき整理」(2000円前後)のソフトで、スキャナーに4枚の葉書を並べて読み取り、OCRによってデジタル化します。 OCRの精度は低く、文字を手入力する必要がありますが、それを入力すると、検索管理をできるよう整理しておけます。

 新聞などの活字情報をデジタル化するソフト、「読んでde!!ココ」(1万8000円前後)があります。 新聞などの情報を、WordやExcelのデータとして取り込めます。

 紙に書かれた楽譜を読み取ってデジタル化、自分で弾けなくてもパソコンが演奏してくれるソフトがあります。 「スコアメーカー5」(30000円前後)で、歌詞も読み取ります。

 アルバムの1ページに何枚かの写真が貼られていて、そのページの写真をデジタル化することができます。 ページ全部をスキャンして、写真1枚1枚に分解・トリミングして、デジタル化することができるスキャナーがあります。 30000円前後のスキャナーになりますが、キャノン、エプソンから販売されています。

 ここで詳しくは述べませんが、レコード盤の音楽をデジタル化するソフト、ビデオ映像をデジタル化、8ミリフィルム画像をデジタル化 などなどができるようになっています。 従来アナログで楽しんでいたものをデジタル化して、編集整理できます。 この関連のソフトは4万円以上するものですが、あることだけご紹介しておきます。

2006年10月15日 (日)

薄型テレビへの買い替え時はいつ?

薄型テレビの安売りが過熱している(以下、日経10月15日より)

 今、売れ筋の32~37型液晶テレビの今夏の店頭価格は、15万円前後からと、1年半前に比べて4割も安くなっている。 37~42型プラズマテレビも2割以上下がった。 今年6月以降の値下がりが大きい。 何故下がっているのか?  サッカーワールドカップを見込んでの商品が予想外に売れ残り、その在庫処分に動いているからとも見られている。 

 地上波のアナログ放送がデジタル放送に全面移行するのが2011年7月。 あと5年すると既存のアナログテレビのままでは、放送が受信できなくなる。 チューナーを購入すれば見れないことはないが、売れ筋の薄型テレビでは地上、BS、CSの各デジタル放送を受信するチューナーが内臓されている。

 薄型テレビの技術進歩はこれからも続く。 例えば、今年末からは各メーカーは高精細映像の録画ができるハードディスク内蔵型の高級機種を発売する。 薄型テレビの中にはネットに接続、インターネットを見られるようにしたものもある。 

 今売れ筋のものは、半年前の最新機種。 まぁひととおりのものは揃っているが、今後も買い得な機種が登場することは覚悟しておいた方がよい。 薄型テレビがまた安くなるのは、年末からの新機種発売への在庫処理、次の大型イベント08年の北京五輪のときなどであろうか。 事情を見ながら購入を決められるとよい。

2006年10月 7日 (土)

薄型テレビ人気の秘密

 家電の横綱・テレビが近年人気の薄型に移行しています。(日経5月4日より) ブラウン管テレビは、画像の色や動きは美しいですが、画面を大きくするとその分奥行きが大きくなってしまいます。 ブラウン管テレビの奥行きは50cm以上ありますが、薄型テレビは10cmほどです。 日本で薄型テレビが普及し始めたのは5年ほど前ですが、ここ1~2年急速に増えています。 昨年、薄型テレビの販売台数が、ブラウン管テレビの販売台数を上回りました。 安くなったのも引き金になっており、対角線94cm(37inch)の液晶が30万円前後・プラズマが25万円前後。 今年1年間でこれが更に3割ほど安くなりそうです。

 販売好調のもう一つの引き金は、03年から始まったデジタル式のテレビ放送です。 綺麗なハイビジョン放送が増えてきたので、くっきりよく見える薄型テレビが好まれています。 アナログ放送はあと5年で終わり、古いテレビは買い換えなければならないことも、薄型テレビが伸長する理由になっています。

 薄型テレビの中には、液晶式とプラズマ式がありますが、販売数の9割がたは液晶テレビです。 液晶式の特長は、明るいところでくっきり見える、重さが軽いというところ、他方プラズマ式の特長は、大画面向きで、映画やスポーツ番組など動きの速いものもあざやか、サイズ割には割安というところ。 液晶式はただ、斜めからみると色や明るさが変わったり、速い動きに遅れたりする欠点があります。 まだこれから、液晶、プラズマの他にも 将来いろいろな方式のテレビが出てくることでしょう。

2006年10月 2日 (月)

デジタル家電の相互接続

今月も引き続き デジタル家電について記載して参ります。 今日はデジタル家電の相互接続についてです。
経済産業省では、家電をネットにつないで映像などの情報をやりとりする基盤整備をしています。 つなぐデジタル家電は、家庭内への「デジタルホーム」・自動車への「デジタル・モービル」・携帯への「モバイル・マルチユース」など6分野です。 ここで問題になるのが、メーカごとに異なっている著作権管理技術です。 映像や音楽のネット配信には、録画録音の許可の可否、複製を何回までに制限するか、徴収した著作権料を著作権保有者にどう分配するかなどが問題になっています。 これらがメーカごとに違っていては、ユーザにとって使い勝手がわるいので、経済産業省が中心になって基盤整備がされているところです。

これとは別に、慶應義塾大学の教授村井純氏は  「情報家電とブロードバンドを組み合わせた世界は,日本から発信したい」と 国内企業14社とで,デジタル家電の相互接続を実現するため「ユビキタス・オープン・プラットフォーム・フォーラム(UOPF)」を設立しています。
 同フォーラムの目的は, (1)デジタル家電のインターネットへの接続が簡単にできるようにすること,(2)コンテンツやサービスの利用料の支払いが安全にできるようにすること

パソコンも来年1月 新OS Windowsビスタが登場し 接続性を狙ったものが出てきますが、相互接続性の使い勝手のよさをこれからは 気をつけていかなければならないでしょう。

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