米アップルがデジタル娯楽を配信
アップル社は9月12日に インターネットで取り込んだ情報(コンテンツ)を パソコンの他、テレビでも視聴できる装置を発表した。(日経9月13日夕刊より) 新製品では、パソコンで保存したコンテンツを無線でテレビに飛ばし、テレビの大きな画面で見られるようにする。 その装置「iTV」は 1~3月に米国で、約300ドルで発売される。
これでアップル社は、「iPOD」の発売から5年たったが、これでインターネットでの映画配信やその受像機の基盤がそろったと宣言している。 音楽プレーヤーの米国でのシェアは7~8割に達しており、デジタル音楽の聴き方の標準ともいえる地位を築いた。 デジタル映画の配信については、40以上のテレビ局と結んで220以上のテレビ番組を提供している。 しかしこの分野においてはAOLなどの有力企業が相次いで参入しており、競争は激化している。 映画配信においては どこがリードするか、まだわからない。