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2006年8月の記事

2006年8月20日 (日)

ウェブが変える(ロングテール)

オンラインショッピングでの陳列商品は、品数の多いのが特徴。 通 常の店舗では取り扱わないような商品、余り販売量を期待できないような商品を扱っている。 オンラインショップは商品数を増やすことにより経営が成り立つ傾向にある。 このことを「ロングテール効果」(恐竜の尾っぽのように高さは(販売量)ないが、長さ(商品数)がある)と言っている。 オンラインショップでは、余り売れない商品が、欠かせない収益源になるとの考え方である。

 オンラインショップは、コストを掛けずに陳列棚を増やせ、大勢の客から、販売数の総計を増やすとの、ネット店舗の特性を生かすアプローチである。 ネット音楽配信で、70年代の曲が上位に入るなど、埋もれた商品を掘り起こすことができる。 どうしても欲しい商品、一般市場でまだないネット上でいち早く紹介された商品、などをゲットできるのがオンラインショッピングである。

 健康関連や日用品を豊富にそろえている「ケンコーコム」では

   http://www.kenko.com/

夏には「カイロ」が、冬には「昆虫飼育キット」がよく売れた。 一般市場では考えられない商品がネットの世界では売れたいる。 冷房冷えすぎにカイロを、夏に飼い始めた昆虫が育って冬場にそのキットが必要になどなどのニーズに、ネットの世界が対応できている。

オンライン書店最大手の「アマゾン・ジャパン」は1000万点以上の書物を管理している。 個人から書籍やCDを預かる委託販売もしている。 http://www.amazon.co.jp/gp/homepage.html 書物の数が豊富なので探しものの本が見つかりやすい。

2006年8月15日 (火)

ウェブが変える(ウィニー)

恐ろしいソフト「ウィニー」というのが出ています。 今回は家庭でチョボチョボとパソコンを触っておられる方には関係がないお話です。 ご心配なく。 ウィニーは、他人のパソコンの中にある音楽や動画のデータを、インターネットを使って集められる「ファイル交換ソフト」です。  ところが海上自衛隊の内部資料が漏洩したり、教育委員会から大学合格情報が、その他名簿などが漏洩する事件が相次いでいますが、これらに関係しています。 毎日40万台以上のパソコンでウィニーが動いているようであり、データが流出すると、一気に広がりお手上げ状態になっているようです。 

 ウィニー(Winny)プログラムを使うことは違法ではありません。 ウィニーを使って商用アプリケーションプログラムや、映画を撮影した動画や音楽データ、個人情報や画像などがファイルなどが自由に共有されています。 これらの情報はウィニーを使うことにより、誰でも楽しめる状態になるので、たやすく情報が行き来するようになってしまいます。 著作権法違反の交換が増えており、問題になっています。

 ウィニーを使うパソコンは、データをバケツリレーをするので、ウィニーを使っていると知らぬ間に、情報流出に手を貸すことになってしまう訳です。 また、ワーム型ウイルスのアンティにー(ANTINNY)というのがあって、これに感染すると、ウィニーで使われる共有フォルダ内に、ウイルスのコピーが作成され、別のウィニーユーザが、ファイルを交換する際に、同時にウイルスも交換して、感染が広がっていきます。 そして、自分のコンピュータ内にあるファイル流失などの情報漏えいを引き起こします。 

 米カーネギーメロン大学武田教授の話によれば、ウィニーは制御不能の領域にあり、社会が許容できる限界を超えてしまったと言っています。

2006年8月 7日 (月)

ウェブが変える(無料百科事典)

今月は朝日新聞(7月27日~31日)にあった「ウェブが変える」特集について取り上げます。初回の今日は「無料百科事典」、続いて「検索エンジン」「ウィニー」「ロングテール」「デジタル家電」と話を進めます。

 さて、本日の「無料百科事典」ですが、これはインターネット上で、あらゆるジャンルの項目を整理された状態で検索できるようになっているものです。 項目数は現在24万で、ブリタニカ百科事典15万項目を凌ぎます。 しかもこれが無料で検索でき、わたくしの大いに活用させてもらっています。 「ウィキペディア:Wikipedia」というホームページで下記のアドレスから見ることができます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

 この百科事典は、インターネット上で、誰もが執筆する形で作られています。 毎日、300件もの項目が増えて行っています。 「管理者」と呼ばれるボランティアの人たちが50名ほどいまして、その人たちが文書のスタイル、項目の取捨選択などを進めています。 その「管理者」はインターネット上で自薦・他薦で選ばれた人たちです。

 こうした共同作業での成功例は、マイクロソフトに対抗する基本ソフト「リナックス」の開発が有名であるが、これも有力なソフトに育った。 従来のものがよしとして、これらの受け入れを抵抗するひとも多いが、ウィキペディアは月間700万人の利用者になっており、ブリタニカなどにおいても無視できなくなっている。

 英語版は127万項目があり、内容の正確さは、238年の伝統のあるブリタニカと互角だとのお墨付きが出ている。 「アルキメデスの原理」など自然科学分野の42項目を選び ブリタニカと比較したところ、重大な間違えは両者4件づつ、細かい修正はブリタニカに123件、ウィキペディアに162件ありほぼ内容においても互角であったとのことです。

 ご活用ください。

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